肉離れの基本的な対処法


肉離れというものは下半身に起こることが多い。
実際ネットでサイトを見ていてもほとんどが太腿やふくらはぎといった下半身の肉離れに対する記事が多い。

これらの箇所の肉離れは治療法としてはほぼ同じである。
「RICE療法」と呼ばれるもので
「R」=Rest(安静)、
「I」=Icing(冷却)、
「C」=Compression(圧迫)、
「E」=Elevation(挙上)
なのだがこれを手順通り行う。

「安静」でまず患部をしっかり固定し、「冷却」では患部をアイシングすることで腫れが悪化するのを止める。
「圧迫」ではテーピングなどで患部を巻くことで腫れの部分を減らす。
この時あまりにも強く締めすぎると動脈を圧迫してしまうので注意が必要である。
最後の「挙上」は心臓より高い位置に患部を持っていくことで腫れや炎症を抑える。

ただ、これらの治療法を知っていたとしても内出血を起こしている場合もあるのでまず病院に行くことが大切である。
個人の判断で行うとむしろ完治までに時間がかかってしまうこともあるのだ。

そして、油断してはいけないのが肉離れは完治してもしなくても再発することが十分あるということである。
治りかけになればそれなりに動けはするがそこに悪魔は住んでいる。
そのためにもまず運動前や運動後のストレッチが大事である。