肉離れの特徴と治療方法について


肉離れというものの特徴として一度やってしまうと筋肉に肉離れの癖がついてしまう点である。

骨折した時、肋骨などの胴体の部分が折れた時は出来ないが、足や手を折った時はギブスで固定し、心臓より高い位置に部位を持っていて1ヶ月もすれば、折れた箇所は折れる以前よりも骨が太くなり何もしていないのにむしろ丈夫になって治る。

それに対して肉離れはというと、まず最初は患部を冷やして、腫れや内出血を止める。
そして病院で詳しく診てもらい基本的にはその後テーピングなどで固定する。
これにより痛みはかなり引くはずだ。
本来は骨折と同じように血液が無理に行かないように心臓よりも上の位置に固定するのが良いのだがなかなかそうやる人はいないだろう。

しかしこの大まかな流れの中でマズい部分がる。
テーピングで固定すればある程度痛みも軽減出来るのでそれなりに動かすことは可能である。
ただそれが肉離れとって一番良くないのである。

不十分な回復状態で動かすと傷ついた筋肉の中の組織が再び悲鳴をあげるのである。
そうなってしまうと再発してしまうのだ。
力士や野球選手が同じ箇所を繰り返し肉離れするのはそれにも原因がある。

このように動けるからと言っていつものように動かすと蟻地獄のように再発を繰り返してしまうのでまずは完治を最優先に考えなければならない。